人気のジムニーですが、購入した後、純正のタイヤではなく、タイヤのサイズアップする人も多いようです。
そこで疑問になるのが、
「ジムニーはどこまでのタイヤサイズを履けるの?」
という点です。
タイヤのサイズアップといってもジムニーは軽自動車ですので、サイズにも限界があります。
そこで、ジムニーが履けるタイヤのサイズについて紹介します。
ジムニーが履けるタイヤのサイズは?
軽規格のジムニーのホイールサイズとホイールオフセットは、JA71以降共通となっています。
サイズは、
16x5.5Jオフセット22mm
です。
この規格のホイールに装着できるタイヤサイズになります。
まず、標準サイズのタイヤが
175/80R16(外径約690mm)
です。
1つ上のサイズが「185/85R16」で、その上が「195R16」。
これはどちらもほぼ同じ外径で、約720mmです。
幅は175のものより10~20mm太いのですが、ノーマル車高+ノーマルホイール(16x5.5オフセット22mm)で問題なく装着できますし、オフセット20mmでも問題ありません。
さらに上のサイズのタイヤとして「6.50R16」がありますが、
このタイヤの場合、外径が約760mmで幅が170~180mmです。
このサイズの場合、ノーマルの車高で装着するのは難しくなります。
履かせるのなら、最低でも2インチ以上のリフトアップが必要になります。
もう1つ上のサイズの「7.00R16」の場合、
外径が780~790mm、幅が190~200mmなので、当然ノーマル車高では装着でいません。
装着するのなら、最低でも4~5インチ程度はリフトアップする必要があります。
また、外径が純正サイズより90~100mmも大きくなるので、ホイールオフセットを30mm程度マイナス側に振らないとタイヤがホイールハウスやリーフスプリングなどに干渉してしまいます。
ジムニーのタイヤサイズの最大は?
以上のことを考慮すると、軽規格のジムニーの場合の最大のタイヤサイズは「6.50R16」となります。
(リフトアップは必要ですが)
ただし、このサイズであっても、ギア比が高めのモデルに履かせるとなると発進時などにかなり辛くなりますので、ファイナルギア比を見直すなどが必要になります。
これ以上のサイズのタイヤを履かせることも可能ですが、構造変更なども行う必要が出てきます。